水飲んだ住民、高濃度結果 PFAS検査、地元説明会

岡山県吉備中央町の一部浄水場から有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出された問題を巡り、町は16日、全国初となる公費での血液検査の結果について住民説明会を開いた。分析を担当した岡山大の頼藤貴志教授は、水を飲んでいない住民と比較し「(PFASの一種である)PFOAの値が特に高い」と説明した。
頼藤教授によると、浄水場の水を飲んだ地区の住人は、PFOA血中濃度の中央値が1ミリリットル当たり156・3ナノグラム(ナノは10億分の1)だったのに対し、飲んでいない人は3ナノグラムだった。
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