赤色鮮やかなビール 熊本県あさぎり町特産のその原料とは… 東京・羽田でお披露目
全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」は3日、あさぎり町の特産野菜「ビーツ」で造ったクラフトビールを発表した。完成したビールはビーツ特有の赤色そのままに鮮やかな色合いが特徴だ。
「ビーツエールあさぎり」と命名されたビールのお披露目は東京・羽田であり、北口俊朗町長らが出席。ネットワーク事務局を務める城南信金(東京)の川本恭治相談役は「こんなに鮮やかに材料の色が出たのは初めて。まろやかな味わいになった」と太鼓判を押した。
330ミリリットル瓶を500本製造。東京モノレール天空橋駅近くのレストラン「羽田スカイブルーイング」で飲めるほか、あさぎり町も地元での試飲会を検討している。
ネットワークは各地の地域活性化に協力しており、2012年から特産品を使ったビールを造っている。桜の葉、ワサビ、イチゴ、カニなどユニークな材料を用いており今回で34種目。熊本県産品は初の採用で、連携協定を結ぶ県の仲介で実現した。(小多崇)
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