【独自】熊本県が高級ホテル誘致へ 熊本中央署近くの庁舎跡地 国際的知名度や評価が要件 25年度に事業者選定

熊本日日新聞 2025年1月1日 05:00
解体された熊本総合庁舎の跡地(手前)。土地を所有する熊本県がハイブランドホテルの誘致を検討している。左奥は明午橋=2024年12月30日、熊本市中央区南千反畑町(小野宏明)
解体された熊本総合庁舎の跡地(手前)。土地を所有する熊本県がハイブランドホテルの誘致を検討している。左奥は明午橋=2024年12月30日、熊本市中央区南千反畑町(小野宏明)

 熊本県が熊本市中央区南千反畑町に所有する県熊本総合庁舎跡地に高級ホテルの誘致を検討していることが31日、分かった。世界中に顧客を持つハイブランドホテルを想定している。中心市街地に付加価値の高い宿泊施設が立地することで都市イメージの向上やインバウンド(訪日客)の拡大につなげる狙いがある。2025年度に事業者の選定を始め、30年前後の開業を目指す。

 総合庁舎跡地は熊本中央署の近くにあり、敷地は6456平方メートル。庁舎は熊本地震で被災し、解体した。

 県は24年11~12月にデベロッパー(開発業者)や建設会社、ホテル運営会社など計18社を対象に市場調査を実施。事業への参画意向のほか、想定するホテルブランドや施設規模、併設可能な機能についても聞いた。ホテルは5社が回答し、ほとんどは海外に拠点を置く会社だったという。

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