【独自】熊本県が高級ホテル誘致へ 熊本中央署近くの庁舎跡地 国際的知名度や評価が要件 25年度に事業者選定

熊本県が熊本市中央区南千反畑町に所有する県熊本総合庁舎跡地に高級ホテルの誘致を検討していることが31日、分かった。世界中に顧客を持つハイブランドホテルを想定している。中心市街地に付加価値の高い宿泊施設が立地することで都市イメージの向上やインバウンド(訪日客)の拡大につなげる狙いがある。2025年度に事業者の選定を始め、30年前後の開業を目指す。
総合庁舎跡地は熊本中央署の近くにあり、敷地は6456平方メートル。庁舎は熊本地震で被災し、解体した。
県は24年11~12月にデベロッパー(開発業者)や建設会社、ホテル運営会社など計18社を対象に市場調査を実施。事業への参画意向のほか、想定するホテルブランドや施設規模、併設可能な機能についても聞いた。ホテルは5社が回答し、ほとんどは海外に拠点を置く会社だったという。
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。