柴犬駅長、被災鉄路でお出迎え 熊本・南阿蘇鉄道「阿蘇白川駅」 トロッコ列車に合わせて〝出勤〟

熊本日日新聞 | 2021年09月08日 18:25

南阿蘇鉄道の阿蘇白川駅でトロッコ列車の乗客を出迎える柴犬の駅長「ゆう」=4日午後、南阿蘇村

 南阿蘇鉄道の阿蘇白川駅(熊本県南阿蘇村)の“駅長”を務めている雄の柴犬「ゆう」(2歳)が、まもなく就任から1年を迎える。ホームで列車を出迎える愛らしい姿に人気が集まっている。

 昨年10月初旬、飼い主の宮本忠雄さん(65)=菊陽町=が、熊本地震で被災した同鉄道を支援しようと駅長就任を企画し、実現した。

トロッコ列車の到着を待つ柴犬の駅長「ゆう」

 同鉄道は5年前の熊本地震の影響で、同駅の先の中松-立野間は運休中。高森-中松間で部分運行している観光トロッコ列車「ゆうすげ号」の運行日(11月28日までの土日祝日など)に合わせ、駅長は月8日ほど“出勤”している。

 4日は、ファンから贈られた制服を着て、駅舎に似せた犬小屋の前でトロッコ列車をお出迎え。乗客から「かわいい」と歓声が上がり、記念写真にも納まっていた。宮本さんは「顔に幼さが残るけど、きりっとして駅長らしくなってきた。これからも南阿蘇鉄道を盛り上げていければ」と話している。(後藤仁孝)

南阿蘇鉄道の阿蘇白川駅で、トロッコ列車の到着を駅舎内で待つ柴犬の駅長「ゆう」

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