【あの日から・阪神大震災30年=インタビュー「熊本への助言」㊤】30年過ぎても「被災者」 見えない傷、長期支援を 神戸市のNPO法人「よろず相談室」元代表の牧さん

熊本日日新聞 2025年1月20日 22:30
 まき・しゅういち 1950年生まれ。大阪市出身。東京理科大卒。高校教師をしながら震災直後に「よろず相談室」を設立して被災者の生活を支援。復興住宅の高齢者訪問や、震災で障害を負った人たちの集いを続けてきた。東北や熊本の被災地への助言も。2021年に相談室を閉じた後も個人で支援を継続している。著書に「希望を握りしめて 阪神淡路大震災から25年を語りあう」(能美舎)など。

 阪神大震災の被災地ではこの30年間、被災者や地域の支援、防災、復興の研究で多くの実践を重ね、知見を積み上げてきた。それは熊本地震の20~30年後を考える上でも多くの示唆を与えてくれる。兵庫県の支援者と研究者にこれまでの活動や熊本への「助言...

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