【あの日から・阪神大震災30年=インタビュー「熊本への助言」㊥】「生の資料」防災に生かす 人と防災未来センター主任研究員の林田さん

熊本日日新聞 2025年1月21日 22:30
 はやしだ・れいな 1984年生まれ。兵庫県姫路市出身。神戸学院大人文学部博士後期課程(人間文化学)修了。学生時代に神戸市長田区役所の「人・街・ながた震災資料室」の調査に関わり、2009年から研究員に。14~19年に同大人文学部研究員。21年から現職。震災資料の分析や活用、自治体の災害対応などを研究。能登半島地震では能登町で地元や応援の職員の活動をフォローした。

 阪神大震災の教訓の伝承や最先端の防災研究を担う神戸市の「人と防災未来センター」主任研究員の林田怜菜さんは、自治体などの震災対応が記録された資料を分析し、新たな災害に生かすための調査・研究を続けている。(聞き手・堀江利雅)  -30年間、...

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