iPS網膜の移植、先進医療議論 国内初、神戸アイセンター
厚生労働省の先進医療会議は6日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞をひも状に加工し、重い目の病気の患者に移植する治療について、保険診療と併用できる「先進医療」に認めるかどうか議論を開始した。神戸市立神戸アイセンター病院が申請していた。iPS細胞を使った臨床研究の先進医療への申請は初めて。
計画によると、光を感知する機能の維持に関わる「網膜色素上皮細胞」を他者のiPS細胞から作製。ひも状にして「網膜色素上皮不全症」の成人患者15人に移植する。
会議では、より慎重な実施が求められる「先進医療B」に振り分けられた。先進医療に認められると、検査代などが保険適用される。
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