インフル流行、ピーク越え 前週比0・6倍、警報は継続
厚生労働省は31日、全国約5千の定点医療機関から20~26日の1週間に報告されたインフルエンザの患者数が5万4594人で、1医療機関当たり11・06人だったと発表。前週比0・60倍。全ての都道府県で減少した。昨年末からのピークは越えたとみられるが、流行の警報水準は続いている。
日本感染症学会は、例年春先にかけて流行するB型の感染拡大に備え、ワクチン未接種の人に、これからでも接種することを勧める提言を発表した。高齢者や重症化リスクのある人には早期の受診や治療を推奨。マスク着用や手指衛生などの感染対策に関する意識が低くなったことが、今回の流行につながった可能性があると指摘した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
「異種移植」若者7割が好意的 動物の臓器を人に、厚労省が調査
共同通信 -
新型コロナ、今なお死者増加 WHO緊急事態宣言から5年
共同通信 -
米、HIV治療の支援停止か 死亡リスク増とWHO懸念
共同通信 -
薬の流通「見える化」へ 供給不足でシステム構築検討
共同通信 -
コロナ治療費の負担減らす保険 住友生命、月100円から
共同通信 -
米、健康情報の発信を停止 政治任用受け精査、研究に影響
共同通信 -
CIA、コロナ「研究所流出」 起源巡り声明、中国と対立再燃も
共同通信 -
認知症薬レカネマブ継続投与承認 米食品医薬品局、エーザイに
共同通信 -
ウイルス結合で新型コロナ治療 東京科学大、変異にも対応
共同通信 -
長崎大をエボラ施設指定、厚労省 危険病原体研究目的で国内初
共同通信