「異種移植」若者7割が好意的 動物の臓器を人に、厚労省が調査

共同通信 2025年1月30日 19:35
 厚労省の異種移植に関する専門委員会の初会合=30日午後、東京都港区
 厚労省の異種移植に関する専門委員会の初会合=30日午後、東京都港区

 厚生労働省は30日、動物の臓器を人に移植する「異種移植」の実施を見据えて新設した、特有のリスクを評価する専門委員会の初会合を開いた。国内で移植用ブタの生産が始まり、複数の研究機関で進む最新の研究状況や、若者を対象としたアンケートで7割以上が好意的に受け止めているとの結果を紹介した。

 腎臓病や糖尿病患者にブタの臓器や細胞を移植する計画などが進むが、国内で人への移植例はまだない。

 厚労省が昨年10~11月に中学生から30歳を対象にインターネットで実施した約110人へのアンケート結果も公表。臓器提供者不足の解消策として、73%が「良い方法だと思う」と回答した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧