米、健康情報の発信を停止 政治任用受け精査、研究に影響
【ワシントン共同】トランプ米政権発足後、厚生省や傘下機関で情報発信や研究業務が停止している。政治任用の新幹部が着任し、政権の方針に沿うかどうか精査してから情報発信すべきだと考えているためだ。報道発表や外部講演、交流サイト(SNS)投稿ができず、感染症や生活習慣病に関する週報も止まった。
フィンク厚生長官代行は21日、厚生省や同省傘下の国立衛生研究所(NIH)や疾病対策センター(CDC)などで情報公開を2月1日までやめるよう命じた。
世界最大規模の生命科学研究機関であるNIHの関係者は取材に対し、キャリア形成途上の若手が学会に参加できず動揺していると話した。
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