マイナ保険証で情報誤提供 不同意37人分の処方薬
厚生労働省は22日、訪問診療などで患者がマイナ保険証を利用した際、過去の処方薬に関する医療機関への情報提供を不同意としたのに、誤って提供された事例が最大37人分あったと発表した。マイナ保険証を読み取るスマートフォンアプリの誤動作が原因で、再発防止策を講じた。
不同意を選択したのに同意になった事例があるとの連絡が昨年12月、アプリを利用していた訪問看護ステーションからあり判明。開発した富士通の調査でプログラムの不具合が見つかった。
記録などを確認し、昨年10月16日から今月15日にかけて26人分の誤提供があり、11人分は誤って提供された可能性があったことが分かった。
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