着色料「赤色3号」の安全性強調 伊東消費者担当相

共同通信 2025年1月17日 14:35
 合成着色料「赤色3号」を含有する菓子。この菓子は2024年まで赤色3号が使われていた=2023年3月、米カリフォルニア州(AP=共同)
 合成着色料「赤色3号」を含有する菓子。この菓子は2024年まで赤色3号が使われていた=2023年3月、米カリフォルニア州(AP=共同)

 伊東良孝消費者担当相は17日、閣議後の記者会見で、動物実験により発がん性の懸念があるとして米国で使用が禁止される合成着色料「赤色3号」について、「日本では人の健康を損なう恐れのない添加物として指定され、使用が認められている」と述べ、安全性を強調した。

 伊東氏は「米国の発表でも、人への危険性を示す科学的根拠は認められたわけではないとされている」と指摘。「まずは米国の決定内容を精査し、諸外国の動向も踏まえ、科学的見地から対応が必要かを含め検討する」とした。

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