シシオザルの雌カイガ死ぬ 熊本市動植物園、絶滅危惧種

共同通信 2025年2月5日 18:41

 熊本市動植物園は5日、飼育していたシシオザルの雌カイガが4日朝に死んだと発表した。シシオザルは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定しており、カイガは高齢とされる34歳だった。園の担当者は「30年以上、来園者を楽しませてもらった。感謝しかない」と惜しんだ。

 園によると、国内で飼育されているシシオザルは約80頭という。世界中の動物園が繁殖や保護に取り組む中、カイガは1991年に米国の動物園からやってきて以降、13頭の子どもを産んだ。死因を調査している。

 カイガは高齢になるにつれ、動きも緩慢になっていたが、最近まで好物のバナナやニンジンを頬張っていたという。

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