シェアサイクル「チャリチャリ」、TSMC進出の菊陽町で実証実験スタート

熊本日日新聞 2024年10月1日 18:29
JR豊肥線原水駅北口のバス転回場に配備されたチャリチャリの自転車=1日、菊陽町
JR豊肥線原水駅北口のバス転回場に配備されたチャリチャリの自転車=1日、菊陽町

 菊陽町で1日、交通渋滞解消や地域振興などを目的としたシェアサイクルの実証実験が始まった。町はシェアサイクル事業を運営する「チャリチャリ」(福岡市)と連携し、半年間の利用状況を分析する。

 電動アシスト付き自転車50台を配備。当初計画はアシストなしの自転車と25台ずつだったが、見直した。料金は1分17円。ポート(駐車場)は1日時点で11カ所設けた。町役場のほか、台湾積体電路製造(TSMC)に近いセミコンテクノパーク中央公園、同パークを走る通勤バスが発着するJR豊肥線原水駅北口、パークドーム熊本(熊本市)などで随時増設する方針。

 同日、町役場であった出発式で吉本孝寿町長は「チャリチャリの利用が交通渋滞の解決につながる」。チャリチャリの家本賢太郎代表は「まずは半年間の結果を見て、継続方法を話し合いたい」とあいさつした。

 事業のオフィシャルパートナーを務める肥後銀行とチャリチャリの協定調印式もあった。肥後銀行は町内の2支店へのポート設置などで協力する。(草野太一)

自転車にまたがるチャリチャリの家本賢太郎代表(左)と吉本孝寿町長(中央)、肥後銀行の前出洋取締役=1日、菊陽町
自転車にまたがるチャリチャリの家本賢太郎代表(左)と吉本孝寿町長(中央)、肥後銀行の前出洋取締役=1日、菊陽町
肥後銀行のロゴがデザインされた自転車とチャリチャリの家本賢太郎代表(左)、同行の前出洋取締役=1日、菊陽町
肥後銀行のロゴがデザインされた自転車とチャリチャリの家本賢太郎代表(左)、同行の前出洋取締役=1日、菊陽町

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