「チャリチャリ」が天草市中心部に 県内2都市目の実証事業 観光特化のシェアサイクル

熊本日日新聞 2024年8月1日 18:58
観光客の周遊を目指しシェアサイクルの実証事業を始める(左から)「チャリチャリ」の家本賢太郎代表、天草市の馬場昭治市長、天草宝島観光協会の藤本貴士会長=1日、同市
観光客の周遊を目指しシェアサイクルの実証事業を始める(左から)「チャリチャリ」の家本賢太郎代表、天草市の馬場昭治市長、天草宝島観光協会の藤本貴士会長=1日、同市

 観光周遊を目的としたシェアサイクルの実証事業が1日、天草市中心部で始まった。市がシェアサイクル事業を運営する「チャリチャリ」(福岡市)、天草宝島観光協会と共同で展開し、熊本県内では熊本市に続き2例目。

 電動アシスト自転車30台を配備し、天草市内のホテルや旅館、バスセンターなど9カ所にポート(駐車場)を設置。約4・2平方キロメートルのエリアで使用できる。利用料金は1分間17円。

 雲仙天草国立公園70周年となる2026年度の本格稼働を目指し、利用者の動向や観光ニーズを調べるほか、周遊観光プランも提案するという。

 同日、市役所であった出発式では、馬場昭治市長が「どのような効果が出るのか楽しみ。天草の豊かな観光地を、隅々まで回ってほしい」とあいさつ。チャリチャリの家本賢太郎代表は「観光面に特化したシェアサイクルの展開は、天草が初めて。自転車が観光と周遊のきっかけとなってほしい」と話した。(鬼束実里)

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