熊本市の「チャリチャリ」、24年度中に1・4倍の1500台に 健軍、長嶺にエリア拡大

熊本日日新聞 2024年7月11日 19:24
熊本市と民間事業者が共同で取り組むシェアサイクル「チャリチャリ」のポート=11日、熊本市中央区
熊本市と民間事業者が共同で取り組むシェアサイクル「チャリチャリ」のポート=11日、熊本市中央区

 熊本市は11日、民間事業者と共同で取り組むシェアサイクル「チャリチャリ」の自転車台数を2024年度中に、年度当初の1100台から約1・4倍の1500台に増やす方針を示した。利用が好調なためで、対象エリアを健軍、長嶺地区に広げ、ポート(駐輪場)も増やす。

 22年度、中心市街地の回遊性向上などを目的にスタート。スマートフォンの専用アプリで解錠や決済ができる。2年間の実証実験を経て24年度から本格運用に移行した。

 24年度はポート数を年度当初の313カ所から333カ所に増やし、新たに健軍・江津湖・熊本赤十字病院方面をエリアに加える。25年度は西熊本駅・ゆめタウンはません方面、26年度は運動公園・光の森方面への拡大を計画している。

 市によると、22~23年度の利用者計約67万人に対し、24年度は6月末までの3カ月間で約18万人が利用したという。

 チャリチャリのサービス拡充は、市役所であった「市多核連携都市推進協議会」で報告した。(臼杵大介)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本の経済ニュース