「誰でもなりうる病気」5割 アルコール依存症の意識調査

共同通信 2023年11月2日 18:37

 アルコール依存症について内閣府が実施した意識調査で、どのようなイメージを持っているかを聞いた設問(複数回答)に「誰でもなりうる病気だ」と答えた人が54・2%に上ったことが2日、分かった。「本人の意志が弱いだけで、性格的な問題だ」としたのは34・7%だった。

 依存症対策を担う厚生労働省の担当者は「自分をコントロールできなくなる病気だと正しく理解してもらえるよう啓発を続ける」としている。

 調査は7~9月、全国の18歳以上を対象に実施し、1526人から回答を得た。イメージは他に「酒に酔って暴言を吐き、暴力を振るう」51・7%、「昼間から仕事にも行かず、酒を飲んでいる」46・7%。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧