介護費用、11兆5139億円に 高齢化で最多更新、23年度
厚生労働省は26日、介護保険からの給付や利用者負担を含めた2023年度の介護費用が、前年度比2・9%増の11兆5139億円となり、過去最多を更新したと発表した。高齢化が進み、利用者数が増加したことが要因。調査を始めた01年度の4兆3782億円から約2・6倍に膨らんだ。
介護費用のうち、要介護認定を受けて利用する介護サービス分は11兆2146億円。状態が軽い人が利用する介護予防サービス分は2993億円だった。
利用者数は、介護サービスが22年度比1・3%増の566万6500人、介護予防サービスが5・1%増の124万4600人だった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
「健康寿命」横ばい、厚労省発表 男72・57歳、女75・45歳
共同通信 -
再生医療法違反で改善命令 細菌混入で敗血症発症か
共同通信 -
【独自】平均年収で最大5万9000円 高額療養費の月額上げ幅
共同通信 -
遠方への妊婦健診、交通費を補助 8割分、リスクある人ら対象
共同通信 -
高額療養負担上限25年8月上げ 26年度からは年収区分細分化
共同通信 -
二大バイオバンク連携強化 患者と健常者の比較容易に
共同通信 -
人の培養血管製品を初承認 米FDA、重傷者に移植
共同通信 -
薬価、一律引き下げ見直し 政府、2500億円抑制へ
共同通信 -
在宅医療患者1日23万人で最多 23年調査、入院は最少更新
共同通信 -
インフル流行「注意報レベル」 前週比2倍超、全国で増
共同通信