血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用
国立がん研究センターと大塚製薬などは26日、白血病やリンパ腫などの血液のがんを対象に開発した、400以上の遺伝子異常を網羅的に調べる「がん遺伝子パネル検査」が製造販売承認を受けたと発表した。血液がんでの承認は国内で初めて。今後保険適用される見通し。
がんに関わる遺伝子の異常をまとめて調べる遺伝子検査は、固形がんを対象とした複数がすでに保険適用となっている。一方血液がんは原因となる遺伝子が固形がんと異なり、種類も多いため、検査の開発が遅れていた。
検査機器は「ヘムサイト」で厚生労働省が19日付で承認した。患者の血液や骨髄液などから452の遺伝子をまとめて解析する。
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