血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用

共同通信 2024年9月26日 18:38

 国立がん研究センターと大塚製薬などは26日、白血病やリンパ腫などの血液のがんを対象に開発した、400以上の遺伝子異常を網羅的に調べる「がん遺伝子パネル検査」が製造販売承認を受けたと発表した。血液がんでの承認は国内で初めて。今後保険適用される見通し。

 がんに関わる遺伝子の異常をまとめて調べる遺伝子検査は、固形がんを対象とした複数がすでに保険適用となっている。一方血液がんは原因となる遺伝子が固形がんと異なり、種類も多いため、検査の開発が遅れていた。

 検査機器は「ヘムサイト」で厚生労働省が19日付で承認した。患者の血液や骨髄液などから452の遺伝子をまとめて解析する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧