せき止め薬の増産へ支援強化 経済対策に反映、厚労相
新型コロナやインフルエンザの感染症流行で供給不足となっているせき止め薬と去痰薬に関し、武見敬三厚生労働相は18日、メーカーの増産支援を政府が月内に取りまとめる経済対策に盛り込む方針を明らかにした。効率的な生産ラインの整備や、工場稼働時間を延ばすための人員確保などを後押しする。
武見氏は取材に「必要な薬を確実に届けられるよう、あらゆる手だてを講じていく」と述べた。企業からの要望を踏まえ支援策を検討し、裏付けとなる費用を20日召集の臨時国会に提出される補正予算案に反映させる。
医薬品不足は2021年以降、ジェネリック医薬品メーカーの不祥事が相次いだのをきっかけに続いている。
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