国外からロボット遠隔手術を実演 5000キロ先で操作、藤田医大

共同通信 2023年10月11日 20:39
 藤田医大が公開した、シンガポール国立大から手術支援ロボットを遠隔で操って模擬臓器を切除するデモンストレーション=11日午後、愛知県豊明市
 藤田医大が公開した、シンガポール国立大から手術支援ロボットを遠隔で操って模擬臓器を切除するデモンストレーション=11日午後、愛知県豊明市

 愛知県豊明市の藤田医大は11日、シンガポール国立大から手術支援ロボットを遠隔で操って模擬臓器を切除するデモンストレーションを公開した。藤田医大によると、約5千キロの距離を隔てた実験は国内初。

 ロボットを操作した藤田医大の宇山一朗教授はオンラインで会見し「まずは手術指導などに活用しながら将来的に実用化を目指したい」と話した。

 医療用ロボットメーカー「メディカロイド」(神戸市)の「hinotori」を使用。宇山教授が内視鏡の立体画像を操作台で見ながら4本のアームを操作し、模擬の胃の手術をした。同日、生きた豚の胃を使った実証実験でも同様の操作性を確認したという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧