緊急避妊薬、11月20日から 処方箋なしの試験的販売開始へ
性交直後の服用で望まない妊娠を防ぐ「緊急避妊薬(アフターピル)」について、医師の処方箋なしでの試験的な薬局販売を11月20日に開始するよう、日本薬剤師会が準備していることが10日、関係者への取材で分かった。各都道府県で要件を満たした調剤薬局2~3店舗ずつ、全国計150店舗程度で販売する方針。
厚生労働省が日本薬剤師会に事業を委託。関係者によると検討案では販売価格は7千~9千円を想定。16歳未満は試験販売の対象とせず、医療機関などを紹介する。16歳以上18歳未満は保護者の同伴が必須条件になる。
緊急避妊薬は、性交後72時間以内に飲むと妊娠を高確率で回避する。
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