連載・企画
司法の現在地
国会、内閣、裁判所-。三権を分立して権力の集中と乱用を防ぐ。国民の権利と自由を保障しようと憲法が定めた原則だ。法律を作る国会や法律に基づいて動く内閣は、市民生活に直接影響を与える。一方、裁判所は訴訟の当事者にならない限り、関わることはほとんどない。時に人の命を奪うこともできる強大な権力に、市民の関心や報道機関によるチェックは届いているのか。99%台で推移する刑事裁判の有罪率や、増加する不起訴…。裁判官や検察官、弁護士、警察官ら制度の担い手に取材し、司法の「現在地」を見つめる。
目次
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親不孝でごめんなさい…熊本県錦町の少年院から長男が綴る悔悟と感謝 待つ母「全力で更生支える」【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
県警の情報公開さらに後退 識者「懲戒処分が適正かチェックできず」
熊本日日新聞 -
熊本県警、懲戒処分を一部発表せず 2022年度から公開範囲狭める 5年間に16人処分…5人を非公表
熊本日日新聞 -
熊本地裁の刑事裁判、特定の裁判官が〝即日判決〟連発 開廷30分で実刑も 「拙速では」と疑問の声
熊本日日新聞 -
県警、逮捕公表「基準」なし 見送るケースも「恣意的運用」否定 【くまもと発・司法の現在地】
熊本日日新聞 -
「ここは弱者の最後のとりで」〝塀のなかった〟少年院の今 教官、少年法厳罰化に疑問 熊本・人吉農芸学院 <くまもと発 司法の現在地>
熊本日日新聞 -
権力監視民主主義の原則 ジャーナリスト 江川紹子氏に聞く【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化⑥】
熊本日日新聞 -
傍聴、記録閲覧に限界 情報公開 後退する日本【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化⑤】
熊本日日新聞 -
検察審査会に不信感 説明不足の「不起訴相当」【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化④】
熊本日日新聞 -
法廷での〝自白〟映像 「証拠」扱い、審理影響も 【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化③】
熊本日日新聞 -
取り調べの録音・録画 検察は定着、進まぬ警察 【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化②】
熊本日日新聞 -
取り調べを記録 潔白訴え “密室”の自白強要 【くまもと発・司法の現在地/遠い可視化①】
熊本日日新聞 -
[いしかわ発・司法の現在地]金沢地検 不起訴率、50%超す 30年前は19% 「起訴猶予」9割、真相明らかにされず
熊本日日新聞 -
真相 埋もれる懸念も/検察 丁寧に説明を 取材担当記者座談会 [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影⑦]
熊本日日新聞 -
無罪は「不名誉な傷」 上がる起訴のハードル [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影⑥]
熊本日日新聞 -
説明なく通知に不信感 交通死亡事故遺族 [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影⑤]
熊本日日新聞 -
逮捕妥当か 検証できず 容疑の少年 家裁不送致に [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影④]
熊本日日新聞 -
「嫌疑不十分」に厳しい目 捜査の〝不備〟市民指摘 [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影③]
熊本日日新聞 -
拳銃7丁、実弾156発 保管の組員「放免」 不起訴理由、地検「コメントできない」 地域社会に不安と不信 [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影②]
熊本日日新聞 -
処分の理由、説明なく…検察による「事件」終結 [くまもと発・司法の現在地/不起訴の陰影①-2]
熊本日日新聞