「天守閣、やっぱりよか眺め!」 熊本城・復旧工事完了で内部公開【写真複数あり】

熊本日日新聞 | 2021年04月06日 18:08

最上階の展望フロア。四方の窓から熊本市街地を一望できる=6日、熊本市中央区(石本智)
2階「細川時代」フロアでは、城下町の成り立ちをミニチュアとCGによる色分けを用いて紹介
報道公開された熊本城天守閣の内部。入り口となる地下1階では、高さ4・8メートル、幅2・3メートルの迫力ある動画が入場者を出迎える
1階「加藤時代」フロアに展示された「天守軸組模型」。1960年の天守再建にあたり製作された
地下1階に設置された耐震設備のオイルダンパー。観光客に安心して見学してもらうため、見えるように設置してある

 熊本地震による被災からの復旧工事が完了した熊本城天守閣の内部が6日、報道陣に公開された。展示内容も刷新され、26日から始まる一般公開では“城下”の眺望とともに楽しめそうだ。

 天守閣の復旧工事は、熊本市が「復興のシンボル」として最優先に進め、3月24日に完了。最新の耐震・制震装置を備え、車いす利用者らが使えるエレベーターも設置した。

 内部の展示では、加藤・細川家の時代から1960年の天守閣再建や熊本地震での被災まで、熊本城の歴史を解説するパネルや映像などを新しく整備。江戸時代の天守を10分の1の大きさで再現した「天守軸組模型」も展示している。「城郭・城下模型」にはプロジェクションマッピングを投影して当時の城下を分かりやすく紹介している。

 最上階の6階では、スマートフォンのアプリを使ったAR(拡張現実)によって、明治初期の写真と現在の風景を重ねながら熊本の街を一望できる眺めを楽しめるという。

 網田龍生・市熊本城総合事務所長は「地震からの復興を感じてもらうためにも、多くの人に来てもらいたい」と話した。26日は午前9時から天守閣前広場で記念式典がある。(園田琢磨)

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