ASD理解足りず担任ら配慮不足 横浜いじめ不登校で調査報告
横浜市教育委員会は21日、市立中学校で男子生徒がいじめによる不登校になったとする第三者委員会の調査報告書を公表した。報告書では、生徒には自閉症スペクトラム(ASD)があったが、担任らは障害特性の理解が足りず、合理的配慮が不足していたと指摘した。2021年に保護者の訴えを受け、学校がいじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定した。
生徒は2年生だった19年5月以降、同級生から肩を突然たたかれたり、机の全面にテープのりを貼られたりするなどのいじめを受けた。保護者は20年6月から担任らに生徒の心身の不調を訴えていたが、学校側は組織的な対策を取らず、9月ごろにいじめが深刻化した。
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