ラインとユーチューブ突出 中学生がSNS利用調査

共同通信 2025年2月22日 09:07
 会議で調査結果について説明する生徒=1月、東京都荒川区
 会議で調査結果について説明する生徒=1月、東京都荒川区
 SNS「ほぼ毎日」使うとの回答
 SNS「ほぼ毎日」使うとの回答

 中学生が使う交流サイト(SNS)はLINE(ライン)とユーチューブが突出―。東京都荒川区立中学校の部活動「防災部」に所属する生徒たちが、研究者などの協力を得て区立中学生のSNS使用頻度を調べ、こんな結果をまとめた。ほぼ毎日使うとの回答がラインで84・0%、ユーチューブで71・4%だった。

 荒川区は区立全10中学校に防災部や「レスキュー部」を設置している。調査は活動の一環として生徒たちが行い、2024年10~11月、うち9校の生徒計786人が回答した。東京大大学院の開沼博准教授(社会学)と保存食品メーカー「尾西食品」(東京)が協力した。

 その結果、93・9%が自分専用のスマートフォンや携帯電話を持っていた。インスタグラムは「ほぼ毎日」が47・6%、「一度も使ったことはない」が38・7%と割れた。フェイスブックは87・3%、X(旧ツイッター)は51・1%が一度も使ったことがなかった。

 家族との連絡手段としてよく使うものを複数回答で尋ねた質問でも「ラインで通話」が最多の81・3%。2番目は「ラインでトーク」で79・9%だった。

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