葛尾村、3月末に避難指示解除へ 風力発電稼働に向け
![住民説明会で発言する福島県葛尾村の篠木弘村長(左から2人目)=9日午前、葛尾村](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025020901000595.-.-.CI0003.jpg)
2011年の東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となった福島県葛尾村の国有林で事業開始を目指す風力発電所に関し、篠木弘村長は9日、用地の避難指示解除は3月末の予定だと記者団に明らかにした。放射線量の低減や非居住が条件の特例を用いており、住民帰還は伴わない。
村などによると、運転開始は4月の見通し。福島復興風力合同会社と葛尾風力の2社で計23基を国有林に造っており、うち17基が野行地区の帰還困難区域にある。
9日に開催された住民説明会で、篠木氏は「発電所の運転開始で村が大きく前進することを期待する」と述べた。
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