自民、来週に夫婦別姓WT会合 今国会焦点、議論本格化へ
自民党の氏制度の在り方に関する作業チーム(WT)の逢沢一郎座長ら幹部が6日、党本部で協議し、選択的夫婦別姓を巡るWT会合を来週開くと決めた。今国会の焦点の一つである政策に関し党内議論が本格化する。党内には導入推進派の議員連盟がある一方で、反対する保守派は旧姓の通称使用拡大を主張している。賛否が割れており、意見集約は難航しそうだ。
津島淳法務部会長は、来週のWT会合ではこれまでの党内議論を振り返り、戸籍制度に関する認識を共有したいとの考えを記者団に示した。会合は1~2週間に1回のペースで開催したいとし、意見集約の時期は見通せていないと説明した。