新潟・柏崎原発で事故防災訓練 除雪作業や住民避難の手順確認
新潟県は25日、県内に立地する東京電力柏崎刈羽原発の重大事故を想定した防災訓練を実施した。地元では、雪の時期に災害が起きたら安全に避難できるのか不安の声が上がっており、冬季に除雪作業のほか、住民避難の手順を確認した。
同県柏崎市と刈羽村などで震度6強の地震が発生し、運転中の同原発で炉心冷却機能が喪失する緊急事態を想定。上越市では雪崩で孤立地域が発生したとして、陸上自衛隊の除雪で避難路を確保し、原発から30キロ圏内の住民約500人がバスなどで避難所に移動した。
花角英世知事は視察後、除雪を「頼もしく感じた」。柏崎市の桜井雅浩市長は「訓練を積み重ねることが大事だ」と話した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
月探査車YAOKI、打ち上げへ 東京の新興企業ダイモンが開発
共同通信 -
ダムや発電所の建て替え簡略化 風力念頭、改正法案を提出へ
共同通信 -
観測隊同行の教員が「南極授業」 衛星回線で昭和基地と学校結び
共同通信 -
ウミガメから1m超のプラシート 餌のクラゲと間違えたか、福井
共同通信 -
希少カメの管理費を詐取疑い 水族館の元館長ら4人書類送検
共同通信 -
中国採取の海水異常なし 福島原発周辺、物質分析
共同通信 -
第1原発デブリをスプリング8に 試験採取、結晶構造を分析
共同通信 -
湿度変動電池の発電量向上に成功 産総研、実用化に期待
共同通信 -
パリ協定、米離脱で流れ変わらず 国連気候変動条約の事務局長
共同通信 -
ウラン濃縮工場内で漏水か、青森 一時基準超の濃度に、除染終了
共同通信