北海道の宗谷線2駅、来春廃止へ 地元が費用負担断念
![2015年に行われた「秘境駅ツアー」の途中で列車を降りる参加者=北海道幌延町のJR宗谷線・雄信内駅](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024062401001180.-.-.CI0003.jpg)
人里離れた無人の秘境駅として知られる北海道幌延町のJR宗谷線雄信内駅と南幌延駅が、来春のダイヤ改正で廃止される見通しであることが24日、町への取材で分かった。近くJR北海道に廃止を容認する意向を伝える。
現在は通勤、通学などの地元住民の利用はなく、観光客が訪れるのみだという。両駅は町が維持管理費を負担しているが、同社から新たに駅舎やホームの修繕費計約750万円の負担がかかることを示された上で、管理を続けるかどうかの回答を求められていた。町は町民の理解を得られないと判断した。
雄信内駅は1925年7月、南幌延駅は59年11月に開業した。
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