性犯罪歴の確認法が成立 日本版DBS、子と接する仕事で
子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を雇用主側が確認する「日本版DBS」創設法は19日の参院本会議で可決、成立した。子どもの被害を防ぐため、学校や保育所に確認を義務付ける。性犯罪歴がある人は刑終了から最長20年採用されないなど就業を制限される。性犯罪歴がなくても、雇用主側が子どもや親の訴えに基づき「性加害の恐れがある」と判断すれば、配置転換など安全確保措置を取る。
子どもの被害が後を絶たないため就業制限など強い措置を盛り込んだ。政府は今後、制限の在り方や「性加害の恐れ」の判断基準を検討し、ガイドラインで示す。乱用も懸念され、職業選択の自由との兼ね合いからガイドラインの内容が焦点となる。
法の略称は「こども性暴力防止法」。日本版DBSは英国の制度を参考にした。準備期間を経て2026年度ごろに施行する見通し。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
札幌の「道新ホール」閉館 泣き笑い61年の歴史に幕
共同通信 -
飾り山笠に神様招き入れ 福岡、「安全安心に」
共同通信 -
大阪に夏告げる「愛染まつり」 「宝恵かご」華やかに練り歩き
共同通信 -
一足お先に万博「リング」を体感 中高生ら、初の見学ツアー
共同通信 -
渋沢栄一の志、教育で継承 故郷・深谷、新紙幣に期待
共同通信 -
歌舞伎役者が船乗り込み、大阪 初夏の風物詩
共同通信 -
御利益期待でお札千枚保管、島根 旧家で発見、歴史博物館が企画展
共同通信 -
日常“おしゃれ”着、コンビニで 「ユニクロ1強」脅かす?
共同通信 -
秋田・大曲の花火、国際大会へ カナダの夜空に4600発
共同通信 -
サクランボ収穫、平年より大幅減 山形、半分以下の農家も
共同通信