スマホで出生届、26年度にも オンライン提出が可能に、政府
![法務省が入る中央合同庁舎](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024061801000136.-.-.CI0003.jpg)
子どもの出生時に必要な自治体への届け出をオンラインで完結させられる仕組みが、2026年度にも全国で導入される。自治体窓口に書面を提出するのが当たり前だった現在とは打って変わり、病院や自宅からスマートフォンなどで可能となる。今年8月にも予定される法務省令改正に合わせ、先行実施に踏み切る自治体もありそうだ。
戸籍法は、出生から14日以内に出生届を市区町村に提出することを義務付けており、通常は医師らの記入する出生証明書とともに役所の窓口に提出する。法律上は現在もオンライン提出が可能だが、出生証明書に電子署名を必要とする規定がネックとなり、採用している自治体はない。
法務省は、8月ごろに戸籍法施行規則を改正し、電子署名の要件をなくす。デジタル庁はマイナンバーカードの専用サイト「マイナポータル」を改修。出生届をポータルから入力し、出生証明書はスマホなどで撮影したものを画像データで送信できるようにする。これにより一部自治体での導入が見込まれる。
26年度からは、自治体が出生証明書を医療機関から電子データで直接受け取れる方式に変更する。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
富士山「吉田ルート」が山開き 入山規制ゲートも運用開始
共同通信 -
札幌の「道新ホール」閉館 泣き笑い61年の歴史に幕
共同通信 -
飾り山笠に神様招き入れ 福岡、「安全安心に」
共同通信 -
大阪に夏告げる「愛染まつり」 「宝恵かご」華やかに練り歩き
共同通信 -
一足お先に万博「リング」を体感 中高生ら、初の見学ツアー
共同通信 -
渋沢栄一の志、教育で継承 故郷・深谷、新紙幣に期待
共同通信 -
歌舞伎役者が船乗り込み、大阪 初夏の風物詩
共同通信 -
御利益期待でお札千枚保管、島根 旧家で発見、歴史博物館が企画展
共同通信 -
日常“おしゃれ”着、コンビニで 「ユニクロ1強」脅かす?
共同通信 -
秋田・大曲の花火、国際大会へ カナダの夜空に4600発
共同通信