国産ワクチン接種開始 コロナで初、XBB対応
新型コロナウイルスのオミクロン株派生型「XBB・1・5」に対応した第一三共製ワクチンの接種が始まった。国産新型コロナワクチンの実用化は初めて。13日に接種を開始した田幡医院(東京都板橋区)の田幡雅彦院長は「ワクチンを海外に頼っていた状況が改善したのは良いことだ」と語った。
第一三共製を接種した東京都練馬区に住む会社員鈴木陽一さん(58)は「国内企業の方が日本人の体を知っているはず。選べるなら国産がいい」と話した。
第一三共のワクチンはファイザー製などと同じ「メッセンジャーRNA」と呼ばれる遺伝物質を使うタイプ。初回接種を済ませた12歳以上の人は、来年3月31日まで無料で打てる。
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