提供者の情報開示など対象拡大を 生殖法案巡り日産婦要望
第三者の提供精子、卵子を用いた生殖補助医療に関する法制化を巡って日本産科婦人科学会は9日、子に開示する提供者の情報範囲の拡大などを求める要望書を、生殖補助医療の在り方を考える超党派の議員連盟に提出したと明らかにした。
議連は11月、精子や卵子提供時に提供者の氏名や住所などの情報を収集して独立行政法人が保管し、子が18歳になった後に要望すれば、身長・血液型・年齢を開示することを柱とした新法たたき台を示していた。
要望書では、子への開示対象に性格、体格、趣味、職業など提供者個人が特定されない範囲の情報を含めるよう拡大することや、提供時の血液型情報の開示を求めた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
同性パートナーで生体移植 京大病院が腎臓で実施、初公表か
共同通信 -
iPSで「心臓周皮細胞」 新たな心不全治療の開発も
共同通信 -
「今の保険証残して」抗議 マイナ巡り医療関係者ら
共同通信 -
血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用
共同通信 -
介護費用、11兆5139億円に 高齢化で最多更新、23年度
共同通信 -
緊急避妊薬、試験販売284薬局 さらに増加見通し、処方箋なし
共同通信 -
無床診療所の使用、審議差し戻し 中絶薬、医会の慎重論で
共同通信 -
移植見送り調査結果公表 厚労省、有識者で対応検討
共同通信 -
アルツハイマー病、米の新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
共同通信 -
精神科の訪問看護、見直しへ 過剰請求受け、厚労省が実態調査
共同通信