中国、流行中心はインフルエンザ 通常の呼吸器疾患と主張
【北京共同】中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は26日の記者会見で、中国で急増している呼吸器疾患はインフルエンザが中心だと表明した。さまざまな疾患が組み合わさっているが、冬季に発生する通常の流行だとの見方を示した。
インフルエンザ以外にもマイコプラズマ肺炎や、アデノウイルスなどが複合的に流行していると説明。医療体制の整備を進めるとともに、マスクの着用や手洗い、ワクチン接種を推進していく方針を示した。
世界保健機関(WHO)は23日、中国での子どもの肺炎急増について中国当局と協議したと明らかにした。現段階の報告では既知の病原体による肺炎とみられ、中国への渡航制限は不要と判断した。
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