急変に対応せずと市を提訴へ コロナワクチン接種後死亡で遺族
愛知県愛西市で新型コロナウイルスワクチン接種を受けた女性=当時(42)=が死亡した問題で、市の集団接種会場で医師や看護師が体調急変後に適切な措置をとらなかったとして、遺族が市に約4500万円の損害賠償を求め、来週にも名古屋地裁に提訴する。遺族が23日、明らかにした。
女性は飯岡綾乃さんで、昨年11月5日に死亡した。市の医療事故調査委員会は9月にまとめた報告書で、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)が起きた可能性を指摘。早期に治療が行われていれば「救命できた可能性を否定できない」と結論付けていた。
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