インフルエンザ前週比1・07倍 厚労省「横ばいだが注視」
厚生労働省は10日、全国約5千の定点医療機関から10月30日~11月5日に報告されたインフルエンザの感染者数が計10万4359人で、1医療機関当たり21・13人だったと発表した。前週比は1・07倍。厚労省担当者は「数字上は横ばいだが、感染が落ち着くかどうかはまだ判断が難しい。注視したい」と話している。
国立感染症研究所の推計では全国の患者数は約73万3千人。
厚労省によると、都道府県別で1医療機関当たりの感染者数が多かったのは、山梨39・63人、埼玉34・84人、愛知34・62人。少なかったのは福井6・74人、青森7・72人。休校や学級閉鎖などは全国で計5067施設に上った。
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