「予算をどう使うか」「市長の決断が決め手」 兵庫県明石市 佐野洋子副市長インタビュー
![熊日、西日本新聞、南日本新聞の合同取材に応じる明石市の佐野洋子副市長=4月25日、兵庫県明石市](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2023-05/IP230501TAN000039000_02.jpg?itok=CBfapv8D)
「すべての子どもたちをまちのみんなで支える」を理念に掲げる兵庫県明石市。18歳までの医療費や第2子以降の保育料など、所得制限のない「五つの無料化」のほか、幅広い施策を展開し「子育て支援先進地」として注目を集める。方針を打ち出した泉房穂[ふさほ]前市長の就任後、子育て支援課長やこども局長を務めた佐野洋子副市長(57)に、これまでの道のりや今後の課題を聞いた。(九州4紙合同取材班)
-なぜ子ども施策に力を入れるようになったのですか?
「泉前市長の就任前は、明石市も人口減少の問題に直面していた。『子どもを支援していくのが行政の仕事』という前市長の考えが何より大きかった」
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