子育てしやすい町は「保育士にも優しい町」 兵庫県明石市 優先で保育所、家賃補助、定着支援に計160万円
兵庫県南部、神戸市の西隣に位置する明石市は「子育てしやすい町」として全国の注目を集める。ただ、移住などによる人口増で一時は保育所に入所できない待機児童も増加。ピーク時の2018年4月には571人を数え、全国でもワーストだった。市はその2年前から国に先駆けて「待機児童解消に向けた緊急対策」を展開。保育士の待遇向上などによって危機を乗り越えた。「保育士にも優しい町」明石市の現状を追った。
JR明石駅から徒歩15分。私立明光[めいこう]保育園の本園は定員150人、保育士は16人だ。4月下旬に訪ねた時はちょうどお昼寝の時間。職員室では、同園の保育士で現在は育休中の田中佑美[ゆみ]さん(35)が、生後3カ月の第3子、心陽[みお]ちゃんをあやしながら笑顔で迎えてくれた。
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