連載・企画

須恵村 ムラの風景-エンブリーの写真は語る

 米国の社会人類学者ジョン・エンブリー(1908~50)と妻エラ(1909~2005)は、1935(昭和10)~36年に須恵村(現あさぎり町)を調査した。調査を基に、ジョンは『須恵村 日本の村』(39年)、エラは『須恵村の女たち』(82年)を刊行、共に邦訳されて須恵村の名を内外に知らしめた。連載「ムラの風景-エンブリーの写真は語る」では、2人の著作にはないエピソードや余聞を交えながら、写真が物語る戦前の日本農村の暮らしぶりを、現代との関係にも触れながら伝えていきたい。

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