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(4)子どもの水難 残した頭髪に託す祈り

熊本日日新聞 2022年7月18日 00:00
苗代の虫を取り除いている少年。この少年の頭には長い髪が一房残っているが、これは水に落ちた際につかんで溺死することを防ぐためのものである=1936年6月上旬、川瀬

 米国の人類学者ジョン・エンブリーが1936(昭和11)年に須恵村で撮った写真の中に、「苗代の虫を取り除いている学童たち」という説明が付いた3枚があります。そのうち1枚には、あどけない表情の少年が1人写っています。一見、何の変哲もありません...

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