バスツアー「奄美大島の奥座敷」 宇検村、知名度アップ狙い
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鹿児島県宇検村が出資する第三セクター「宇検村元気の出る公社」が企画したバスツアーが24日催され、参加した約20人が村内の観光名所を巡った。ツアーは「奄美大島の奥座敷」と呼ばれる宇検村の知名度アップや観光客の誘致が狙い。担当者は「観光客に村の豊かな自然や文化を伝えたい」と意気込んでいる。
バスツアーは公社の旅行部が企画した旅行商品の第1弾。この日は村の集落や海が一望できる展望台や、奄美大島に伝わる妖怪ケンムンの像などを巡った。
参加した教職員団体代表の當田和美さん(57)は「ガイドの説明はとても勉強になった。今後もガイド付きのバスツアーを利用していきたい」と満足した様子だった。
公社は2024年12月、人口減少が進む村の魅力発信に向け、旅行部を新設した。今後、宿泊や農業、漁業体験などを組み合わせた旅行商品も販売する予定だ。
ツアーの運営を担った一般社団法人「巡めぐる恵めぐる」(奄美市)の新元一文代表理事は「今後も地元でしかできない面白い旅行を商品化していきたい」と話した。
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