引き続き冬型、大雪警戒 東―西日本、太平洋側も
![気象庁](/sites/default/files/images/newspack/2025-02PN2025021901000251.-.-.CI0003.jpg)
強い冬型の気圧配置の影響で、日本列島は19日、東―西日本の日本海側を中心に雪が続いた。普段は雪が少ない太平洋側でも大雪となった地域が出た。気象庁は交通障害に警戒し、着雪や雪崩に注意するよう呼びかけた。20日以降も冬型が数日続くため、北陸などではさらに降雪量が増える恐れがある。
JR東海によると、東海道新幹線は滋賀県米原市周辺の雪の影響で、19日の始発から一部区間の上下線で通常より速度を落として運転した。
気象庁によると、19日午前9時時点の24時間降雪量は新潟県津南町54センチ、同県湯沢町や群馬県みなかみ町の藤原、青森市の酸ケ湯49センチ。三重県の北部や近畿の北部でも大雪となった。
東日本の上空約5千メートルには氷点下36度以下の寒気が入り、19日は強い冬型の気圧配置。その後も日本付近の上空には断続的に寒気が流れ込む。
20日午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で北陸70センチ、関東甲信60センチ、東海、近畿50センチ。