兵庫の維新2県議、百条委員辞職 立花氏への情報提供で、処分検討

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、知事選期間中に文書作成者の私的情報などを政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏に提供したと認めた維新県議2人が、県議会調査特別委員会(百条委)委員を20日に辞職したことが議会事務局への取材で分かった。日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は2人の処分を検討する。
2人は岸口実氏と増山誠氏。
岸口氏は昨年11月1日に文書作成者の私的情報などが記載された文書を立花氏に渡す場にいたことを認め、増山氏は同年10月31日、知事選への影響を考慮し秘密会で実施していた百条委の尋問の音声データを漏えいした。