【熊本城マラソン】退職と誕生日…人生の節目飾る完走 熊本市の安方さん 「新しい人生のスタート切れる」

大会当日が誕生日の安方晃さん(65)=熊本市中央区=は、目標の4時間切りこそならなかったが、完走後「新しい人生のスタートが切れる」とすがすがしい表情を浮かべた。
18歳で肥後銀行に入行。営業畑を歩み、菊水や人吉などで支店長や理事を務めた。60歳で臨んだ2020年大会を最後の出場にするつもりだったが、退職の節目に走った。
沿道では家族や孫たちから「誕生日おめでとう」とのエールを受け、「部下や家族への感謝、いろんな思いが込み上げてきた」と目を潤ませた。
今後は、キャリアコンサルタントなどの資格を生かし、悩みを抱える若者の支援に取り組む考え。「人生はこれからが本番。社会の役に立てるよう頑張りたい」と意気込んだ。(米本充宏)
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熊本市出身。早回しの歌に乗せた形態模写やデフォルメの効いた顔まねでデビューして45年。声帯模写も身に付けてコンサートや座長公演、ドラマなど活躍の場は限りなく、「五木ロボ」といった唯一無二の芸を世に送り続ける“ものまね界のレジェンド”です。その芸の奥義と半生を「ものまね道」と題して語ります。