前原氏「私立45万円超に」 高校無償化、支援金増額で

共同通信 2025年2月15日 11:50
 日本維新の会の前原誠司共同代表=1月
 日本維新の会の前原誠司共同代表=1月

 日本維新の会の前原誠司共同代表は15日の読売テレビ番組に収録出演し、高校授業料無償化を巡り年収590万円未満で現行39万6千円となっている私立高校に通う世帯向け就学支援金を、45万円以上にすべきだとの認識を示した。「45万円を超えた額で、2026年度の4月から所得制限なく無償化するのは大きな一歩だ」と述べた。

 私立高の授業料が全国平均で約45万7千円であることなどを念頭に置いたとみられる。「与党から正式な提案があれば、話を聞いた上で党内で議論したい」とも語った。自民、公明両党は26年度から590万円未満の世帯が対象の支援金の所得制限を、撤廃する案を示している。

 高校無償化を巡って維新は自公との協議で、大阪府をモデルとした約63万円への引き上げを求め、上げ幅が焦点となっている。

 同じ番組で立憲民主党の長妻昭代表代行は、25年度予算案に賛成する可能性について、同党が発表した3兆8千億円規模の修正案に触れ「100%でなくても考え方をのみ込んでもらえれば、検討の余地はある」と述べた。

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