西岸で発砲、2兵士死亡 パレスチナ人か、男殺害
【エルサレム共同】イスラエル占領地ヨルダン川西岸北部の村で4日、男が検問所のイスラエル兵に向けて発砲し、兵士2人が死亡、8人が負傷した。男は殺害された。イスラエル軍が発表した。イスラエルメディアによると男はパレスチナ人。西岸のユダヤ人入植者の団体が事件を受けて声明を出し、西岸をイスラエル領に併合するよう訴えた。
男は自動小銃を所持して検問所に近づき、兵士と銃撃戦になった。兵士が投げた手りゅう弾で死亡した。
パレスチナ自治区ガザの停戦発効後、イスラエル軍は西岸で攻勢を強め、緊張が高まっている。
ガザ保健当局は4日、ガザ側死者が4万7540人になったと発表した。