ヤルタ会談80年で展示会 機密指定解除の文書も公開

共同通信 2025年2月4日 21:23
 ソ連南部クリミア半島のヤルタで会談した(前列左から)英国のチャーチル首相、米国のルーズベルト大統領、ソ連のスターリン首相ら(タス=共同)
 ソ連南部クリミア半島のヤルタで会談した(前列左から)英国のチャーチル首相、米国のルーズベルト大統領、ソ連のスターリン首相ら(タス=共同)
 4日、モスクワの勝利博物館で機密指定解除されたヤルタ会談に関する文書を示す歴史研究者のビャチェスラフ・コンドラショフ氏。奥はソ連のスターリン首相が第2次大戦中に着用していたコート(共同)
 4日、モスクワの勝利博物館で機密指定解除されたヤルタ会談に関する文書を示す歴史研究者のビャチェスラフ・コンドラショフ氏。奥はソ連のスターリン首相が第2次大戦中に着用していたコート(共同)

 【モスクワ共同】第2次大戦末期にソ連のスターリン首相、米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相の3首脳が当時のソ連南部クリミア半島で大戦後の国際秩序を協議したヤルタ会談の開始から80年となった4日、モスクワの勝利博物館で記念展示会が始まった。4月12日まで。

 展示会では、機密指定を解除された文書や地図、写真など150点以上を公開。勝利博物館の公式ホームページにも展示品の情報を掲載する。

 ヤルタ会談は1945年2月4~11日に行われ、その後に戦勝国となる米英ソの3首脳はドイツ敗北後の分割統治や国際連合の設立準備などで合意した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧