ガザ停戦継続「保証はできない」 トランプ氏、楽観視せず
【ワシントン共同】トランプ米大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に対し、ガザの停戦継続について「保証はできない」と述べた。4日に予定するイスラエルのネタニヤフ首相との会談を前に、ガザ情勢は流動的で楽観視していないとの認識を示した。トランプ氏が2期目就任後、外国首脳と対面で会談するのは初めてとなる。
ネタニヤフ氏は連立政権を組む極右政党に配慮し、戦闘再開を視野に入れていると繰り返し主張。トランプ氏は停戦継続に前向きとされるが、親イスラエルの立場を崩しておらず、停戦継続を巡って「予防線」を張る狙いがあるとみられる。
イスラム組織ハマスの報道官は3日、停戦合意について、イスラエル側が第1段階の要件を守れば第2段階に入る用意があるとした上で、イスラエル側がガザへの支援物資搬入を「意図的に遅らせている」と批判した。
イスラエルのメディアによると、ネタニヤフ氏は3日、米ウィットコフ中東担当特使と会談した。1月19日発効の停戦合意は、第2段階の詳細を詰める協議を遅くとも16日目に始めると定めている。
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