マニラ市街戦80年で追悼 激戦で市民10万人が犠牲
【マニラ共同】太平洋戦争で日本軍が占領したフィリピンの首都マニラを米軍中心の連合国軍が奪還した市街戦の開始から3日で80年を迎えた。マニラのキリスト教系のアダムソン大で式典が開かれ、激戦に巻き込まれ犠牲になった約10万人の市民らを追悼した。日本大使館の松田賢一公使が出席、カールソン米大使やマニラのラクナ市長らと共に花輪をささげた。
ピラリオ学長は演説で、日本軍は市街戦が始まると大学の聖職者や中国人庭師ら10人以上を逮捕、6日後に虐殺したと説明。「遺体は20日間放置された」と訴えた。聖職者らは、日本軍が食料や弾薬の保管場所として大学を利用するのを受け入れていたという。
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